2008年12月24日

山田浩太@ネットワーク全体にメリットのある取り組みを!

このタイトルは、実は当たり前のことですが意外に意識されていないことのように思います。

食品リサイクルに限らず、さまざまなリサイクルビジネスに関しても同様のことが言えると思いますが、廃棄物を出す人、リサイクルする人、使う人・・・ いろいろな立場の方がおりますが、リサイクルビジネスというものは、このそれぞれの構成要因の方々が少しずつでも良いのでメリットが得られなければ続きません。

もっと言えば、経済全体もバランスで成り立っているのでしょうから、同じかも知れませんけど。。。

いずれにせよ、リサイクルネットワークを構成している誰かが、赤字になっているなどのマイナスになっていた場合、その循環は続かないということです。

食品廃棄物をどんどん受け入れて大量に肥料化すれば儲かる・・・

でも、その肥料を使用する農家は儲からない・・・

これでは、使うはずはないですよね。

おそらく、これからのリサイクルや経済は、こうしたバランスの取れた円滑なネットワークを構築することが大きなテーマとなってくるでしょう。

実際に、これまで食品リサイクルネットワークの構築に取り組んできて、非常に難しいと感じることですね。

やはり、地域性、企業特性、業界特性、規制などなど、いろいろと要因を考えた上での個別対応が必要になります。

今後は、金太郎飴式な取り組みでは厳しくなってくるとつくづく実感しているところです。

2008年12月16日

山田浩太@食育・環境教育に取り組む

たしか5,6年前くらいのことだったと思いますが、ある小さな町で町長にプレゼンする機会がありました。

その際、町内の家庭から出る生ごみをリサイクルする提案をしたのですが、町長は「非常に良い取り組みだ」ということで検討を進めて行くことになりました。

そこで、役場の廃棄物担当の方に話に行くと、分別は難しい、住民からクレームが来るなどという話をされ、前向きな意見をいただけなかったことがあります。

本来、燃やすのは良くない、CO2削減など、国として方向性を出しているにも関わらず、こうした発言が出ることは非常に残念に思ったものです。

むしろ、行政側の立場としては、どうしたら分別ができるのか、燃やすのは良くない、循環型社会をつくろう、というようなことを住民に対して啓発していくべきものだと思います。

分別しなことが当たり前だった大人たちだからこそこうした発言が出るのだと考え、このときから、「どうしたら分別が当たり前の文化ができるのだろうか」と考えるようになりました。

そこで、昨年から始めたのが「ecoもぐkid's大作戦」です!
http://www.vegecle-biz.com/education2.htm

これは、幼稚園向けの食育・環境教育プログラムで、2年目にあたる今年は多方面の方々から想像以上の反響が得られています。

生ごみが堆肥になることやウンチの話を紙芝居でわかりやすく伝え、クイズなどのゲームをやりながら、とにかく楽しく学ぶといった感じです。

そして、何よりも大事なことが、その堆肥を活用したサツマイモ、大根栽培を行い、収穫祭で自分たちが収穫したものを食べること。

ご興味のある方は、是非、ベジくるBizからお問い合わせください!

来年は、こうした取り組みをもっともっと増やしていって、新しい文化を構築するくらいの気持ちで取り組んでいきたいと思っています。

2008年12月10日

山田浩太@食品リサイクルに取り組むのであれば自社農場展開を!

現在の農業者の平均年齢は66歳と言われています。

そして、最も多い年齢層は75歳くらいです。

これまで、戦後の農業では化学肥料と農薬による農業が一般的に広く普及してきており、現在の日本の農業は、こうした化学肥料や農薬を多用したものがほとんどです。

こうした状況の中で食品リサイクルを進めていくにあたり、7年前に取り組みを始めた当初は、なかなか生産した肥料を使用していただくことができず大変苦労したことがありました。

当然、年配の方々にとっては、新たな農業に取り組むにはリスクが伴うものです。

いくら食品リサイクルを拡大していっても、それを使う生産農家の方々がいなければ全く意味がないのです。

つまり、食品リサイクルにより生産される肥料を用いた農業をしっかりと指導できて、更に実際の農場で示すことができなければ普及は難しいと言えるでしょう。

日本では、こうした有機肥料を用いた農業指導は、まだまだ未熟な環境だと言えると思います。

JAや農業系の学校でもなかなかこうした農業を指導してはくれません。

したがって、食品リサイクルに取り組む企業にとっては、こうした肥料の活用方法をしっかりと示していくことが重要になるわけです。

やはり、バランスの取れた循環ネットワークを構築していくためにも重要なことですよね!

2008年12月02日

熊本伊織@農業ビジネスコンサル

岐阜のLSファームは農業参入して3ヶ月ですが、絶好調の滑り出し。

社員はもちろん、近隣大学の教授からも高い評価をいただいています。

「農業」が循環型社会に向けたビジネス全体の進捗を引っ張っていく、まさに理想的な形で進んでいます。

↓法人参入し、幹部、社員の思いが込められたテスト農園の様子。素晴らしい!

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●地元大学との産学連携に向けた取組み
●地元スーパーとのリサイクルループ構築
●自治体を味方につけた農業ビジネスの展開


「競合戦略・独占戦略」ではなく、「共存・共生・共感戦略」が必要であることを実感します。

地元に欠かせない環境企業に向けて、非常に良い流れです!

山田浩太@農産物販売まで取り組む!

食品リサイクルという循環を構築するにあたって、実は最も注力すべきは農産物販売だと思っています。

どんなに素晴らしい肥料や飼料をリサイクルで生産しようとも、それを使用した農産物が売れなくては意味がありません。

同時に、それを使用する生産農家に利益をもたらすものでなければならないのです。

つまり、現状においては、食品廃棄物を肥料化や飼料化するということよりも、それらの資材を使用した農産物を販売することの方が遥かに重要だと言えます。

食品リサイクル率の向上を目指して、リサイクル施設に交付金を出すなどいろいろな国の支援もあり、たしかに重要なことだとは思いますが、むしろ、農産物販売の支援に活用した方がよいのではないでしょうか。

こうした農産物がどんどん売れていけば、必ず生産農家はリサイクル資材を使用するようになるでしょう。

つまり、食品廃棄物が必要になるというわけです。

「農産物販売まで取り組む」これが本質的な展開だとつくづく実感しています。

2008年11月21日

熊本伊織@トラック野郎

先日、、、初の4tワイドロングトラックとの波乱万丈な1日を過ごしました。


朝7:00、春日部のニッポンレンタカーで、
「こんなでっかいトラック運転するの!?俺が!?!?」と1日が始まり、

「まあ、、、同じ4輪車!なんとかなるはず!」と意気込みそのまま1人茨城に移動!


ところが、、、クラッチはうまくかみ合わないし、曲がり角は怖すぎるし、左車線を走り続けながらも各地で渋滞を作り出すわけで、

さわやかな秋の陽気の中の窓全開のドライブのはずが、汗びっしょりで茨城に到着。


、、、とここまではトラックに操られる熊本でしたが、、、午後になるとトラックとの息が合い始め、トラックを操る熊本へ!

↓熊本が操られ、そして操った4tワイドロングトラック!

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カーブも曲がり角も農場脇への駐車もへっちゃらで、同行したメンバーには、
「クビになってもこの仕事でいけるじゃん」とお褒めの言葉をいただいて、調子に乗っていたところ、、、

今度は農道に迷い込んで身動きが取れずまた汗びっしょりの熊本に逆戻り。。。

数十センチの前進とバックを繰り返すものの、動けば動くほど身動きが取れない蟻地獄状態なわけです。


しかし!こんな時こそメンバーの意気投合具合が測れるもので、

山田「ハンドル右!次左!オーライ!・・・あ、ストップ!」
熊本「右・・・左・・・進む・・・ブレーキ!」

という素晴らしいコンビネーションで、今日一番のオアシスだったニ車線道路に帰還しました。

↓この時はもう生還できないかと思いました・・・右も左もタイヤ半分はみだしてます。

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そして、帰りはまた1人埼玉県春日部のニッポンレンタカーに戻るわけですが、
この時は完全に「トラック野郎熊本」に進化。

右車線走行しちゃうし、コンビニに寄っちゃうし、ガソリンも入れちゃうし、それでいて誰もが完全にレンタル時間オーバーかと思っていたのに間に合っちゃうし。

いや〜、楽しかった。
遊んでたわけじゃないですよ。メインクライアントさん農業ビジネス支援の1日の出来事です。

2008年11月12日

熊本伊織@産学連携への取組み

こんにちは、熊本です。

最近、大学と連携した取組みが各地で進みつつあります。


「地域振興」「地元密着の循環型社会形成」「環境教育」・・・と大きなビジョン・方向性が融合することは創造に難くないでしょう。


・○○先生の研究分野が活用できる!

・地元で活動する学生団体でいくつかボランティアで動きたがっている組織がある!

・有機農法の講座を民間企業と一緒にやれるのでは、、、!?

・学内食堂を活用できないか、、、!?

・地域向けのイベント化は、、、!?


これらの構想を着実に具現化することが我々のミッション!


机上のなんとかでは終わらせず、行政環境や地元環境をマクロに捉えながら前進していきます。

2008年11月10日

山田浩太@食品リサイクルビジネスと農業ビジネスの両立がポイント!

自分でこんなタイトルを付けながら、実は矛盾を感じています。

食品リサイクルという言葉には、農業も含んでいると考えているからです。

食品リサイクルというのは、あくまでも循環全体を意味するもので、農業や農産物の流通、加工、消費者など全ての関係者が含んでいると言ってもよいでしょう。

しかし、一般的には、食品廃棄物を肥料化、飼料化などにすることだけをとらえて「食品リサイクル」という言葉が使われがちです。

ということで、やや矛盾を感じながらではありますが、こうした前提がある中での記載だといういことでご理解ください。

さて、食品リサイクルにおいては、食品廃棄物を受け入れることよりも、その後に生産される肥料や飼料を流通させることの方が難しいのが実態です。

こうした中で、今後は「食品リサイクルビジネス」と「農業ビジネス」の両方に取り組んでいくことが重要なポイントになるでしょう。(もちろん、いろいろな方々との連携でもOKです)

現段階においては、食品リサイクルビジネスの方が比較的利益の出やすい事業だと言えますが、今後は逆転する可能性も起こり得るからです。

世界的な人口増加、インドや中国のような大国における農業⇒工業、ITへのシフト、異常気象、化学肥料や飼料の高騰・・・

つまり、食料が益々不足してくるこうした背景の中で、農産物ニーズはどんどん高まっていくことでしょう。

しかし一方で、原油や鉱物に頼ってきた化学肥料、そして、穀物に頼ってきた飼料は高騰しており、農業における原材料の見直しが迫られているのです。

こうなってくると、食品廃棄物に対する農業分野のニーズは高まってくる可能性が高いのです。

場合によっては、「食品廃棄物」ではなく「有価物化」する可能性もあるでしょう。

これまでは、食品廃棄物を受け入れる段階で廃棄物処理費用をいただき収益を上げてきましたが、近い将来、それ以上に肥料・飼料販売や農業ビジネスの方が高収益なビジネスになってくるとも予測できます。

つまり、「食品リサイクルビジネス」「農業ビジネス」の両立を考えながら取り組んでいくことが重要なのです。

2008年11月05日

熊本伊織@工場から出る食品ゴミの行方

食品リサイクルビジネスの立上げ支援の中では、地域の食品工場向けの営業活動を代行します。

有力企業のリストアップし、営業ツールを作成し、食品工場の廃棄物担当者にアポイントを取り、
訪問商談によって、リサイクル企業の売上となる“食品ゴミ回収”を契約します。


こんな活動の中で、ここ半年で食品工場の動向が大きく変わってきていることに気付きます。


●産廃は極力出さない
●食品ゴミを廃棄処理せずに、しっかり自社内で分別することで他業態に販売(売れるものはできるだけ売る)
●リサイクル会社を子会社として設立し、リサイクルによって生成した肥料・飼料を近隣農家に配布

このような取組みが、大手のみならず中堅・中小企業でも進んできています。


この1年、「今後、ゴミ処理ビジネスだけでは事業は成り立たない、、、」と、

色々な場面でお伝えしてきていますが、非常に速いスピードで食品工場業界が移り変わっていますね。


このような流れの中だと、、、廃棄物企業にはこんな変化が求められるのでしょう。

食品ゴミの収集運搬業

    ↓

食品ゴミの収集運搬に加え、中間処理(リサイクル)業による差別化

    ↓

中間処理(リサイクル)業に加え、リサイクルで生成したもの(肥料・飼料)を活用した生産業・製造業


一方、食品工場・食品製造業にはこんな変化が求められるといえます。


廃棄物処理は産廃企業に委託してリサイクル処理あるいは焼却処理

    ↓

自社でしっかり分別して使えるものは農家、養豚、養鶏、家畜業者に販売

    ↓

売れないものは自社でリサイクルして、リサイクルで生成したもの(肥料・飼料)を配布・販売

    ↓

リサイクルで生成したもの(肥料・飼料)を活用した新たな生産業・製造業を事業化


「循環」か「還元」が求められる世の中になっています。

半年前までは慈善事業的ですらあった「循環」「還元」が、今や収益事業となり、取組まないと事業が

成り立たない、という未来が間近に迫っている気がします。

中長期視点で経営を考えたとき、一次産業への参入は非常に重要なテーマになってくるでしょう。

1歩先を読んで半歩先を実践する!!!これが私たちのミッションです。。。


TELアポ営業代行からもしっかり時流を把握していきたいものです。

2008年11月04日

山田浩太@日経トレンディに「ベジくる」が掲載されました!

今回は、これまでとちょっと方向性が違いますが、本日発売の日経トレンディに「ベジくる」が掲載されましたので、急遽、宣伝させていただきますね!

ちなみに、「ベジくる(http://www.vegecle.com/)」とは、こだわり農産物販売のポータルサイトで、食品リサイクルで生産した農産物の販売を応援する目的で立ち上げたサイトです。

先月中旬に取材を受け、食品リサイクルについてのいろいろなお話をさせていただきました。

そして、いろいろな打ち合わせ内容の中から今回は「ベジくる」が取り上げあれたというわけです。

ちなみに今回の特集は、「2009ヒット予測ランキング」ということで、「ベジくる」はこの中の13位「“幻の焼酎”ポーク」に関連して、35ページに掲載されたのです。

なんと、「ベジくる」が掲載されている部分のお題は、「09年食品リサイクルのキーワード」というから来年からのブレイクを予感させますね。(笑)

皆さんも是非見てくださいね〜。

ちなみに、「“幻の焼酎”ポーク」というのは、焼酎製造時に出る絞りかすを養豚場で液体飼料として活用。

そして、今度は養豚場から出てくる豚の糞をイモ、コメの農家で使用。

こうして再度焼酎が生産され、焼酎のブランド化が図れるだけでなく、同時に、この過程で育てられた豚をブランド豚肉として販売しているのです。

まさに、一石二鳥ともいえる取り組みですよね。

さてさて、どんどん食品リサイクルや農業に関する意識が高まってきていることを実感しておりますが、日経トレンディのような雑誌でも取り上げられるようになると、益々今後が楽しみになってきます。

改めて、「ベジくる」の取り組みにも気合が入りますっ!!