水はけの悪い農地
各地の農地を訪問していると、つくづく水はけの悪い農地が
多いということに気付かされます。
特に、使わなくなった水田を畑として活用している場合は、
かなり水はけが悪いようです。
作物の根は、当然、水が必要なわけですが、一方で酸素も
必要です。
しかし、水はけが悪いと、土の中に酸素が入らず、根が呼吸
することが出来なくなってしまいます。
こうなると、根が水を嫌がり、十分根張りをすることが出来なく
なり、生育不良を起こしてしまうのです。
このような土が多いのですが、特に農家の方が耕作放棄or休耕地
として使わなくなった農地の場合は、こうした問題を抱えている
ことが多いように感じます。
では、どのように対策を打つのか?
短期的には、できるだけ畝を高く作り、畝内部の水はけを極力
確保するようにします。
一方で、水はけを悪くしている要因が、何なのかを見ておく必要も
あるでしょう。
土も掘ってみると、粘土層にぶつかって水はけを悪くしている
ようなことも多いものです。
こうなると、深く土を起こして、改めて土作りをしたり、他から
土も持ってきて農地に盛土をし、粘土層までの距離を確保する
というのも有効と言えます。
いずれにせよ、土作りというものは簡単ではないので、やはり、
農地を選定する段階が非常に重要になるということです。
農地の良し悪しで、その後の農作業の手間が全く変わってきます
から、これから農業を始めようとする場合はまず慎重にならない
といけない点ですね。
