循環型農業と改めて言うと特別なもののように聞こえますが、本来、農業とは循環の中で成り立っているものですよね。つまり、自然界における食物連鎖が基本だということです。
動物の糞や死骸あるいは植物が枯れたもの、更には生ゴミも含めて、本来、自然界では食べる順番が決まっているのです。まずは、これらのものを昆虫などの小動物が食べて、その小動物の糞や食べかすを更に小さい小動物、そして微生物・・・
という具合に次の世代の食べ物として受け継がれています。そして、微生物が分解した状態(アミノ酸等)になって初めて植物が根から吸収できるのです。こうして植物が育つと、また草食動物や人間が食べるというわけです。
化学合成農薬や化学肥料に頼ってきた近代の農業から、改めて自然界の微生物により発酵させた堆肥づくりの考え方に戻り、自然の流れに沿った循環型農業を見つめなおしたいものです。人間が口にすることができない農薬・化学肥料を活用した農業ではなく、安全・安心な農産物生産を応援していきたいと思っています。
