農家の方々とお話していると、無農薬で野菜を栽培することはできない!というお話をよく聞くことがあります。
しかし、大昔から種を受け継いできているわけですから、「できない」ということはないのです。たしかに、見栄えが悪くなることもあるでしょうが、大昔から現在に至るまで、自然界では元気に育ってきているから絶えることなく種が続いていると言えます。
一般的に農薬は病害虫が発生するから使用します。しかし、使用する際に何故病害虫が発生するかは実はあまり気にしていないというのが実情のようです。
つまり、対処療法的に発生したから叩くという発想なのでしょう。
しかし、病害虫が発生するのには、必ず理由があるのです。本来、その理由を考え、その部分を改善することが重要なのではないでしょうか?
病害虫は、農産物が弱るから発生することが多いのです。これは、人間も同じこと。体が弱ると、病気になるようなものです。
農産物の場合、
水はけが悪くて根が弱ったのか?
水不足で弱ったのか?
ビニールハウス内の湿度が高すぎて弱ったのか?
逆に乾燥しすぎて弱ったのか?
寒さや熱さで弱ったのか?
などなど、いろいろな要因を考える必要があります。
これらのことは、全て人間に置き換えても同じことではないでしょうか。
もし、自分の子供や飼っているペットだったらどうでしょう!?
つまり、近年の農業では「生き物を育てている」という感覚が薄れているように思います。
改めて、元気で美味しい農産物栽培を考えていきたいものですね。
